VSCodeプラグイン「Live Sass Compiler」で簡単・自動コンパイル
January 08, 2020
CSSを普通に書いていると縦にドンドン長くなって見にくい…。
実務ではCSSの70%以上が「sass」で書かれているとの情報を見て、上記の悩みもあって「sass」を導入することに決めました。
「sass」はCSSにコンパイルする必要がありますが、gulpなどのタスクランナーをインストールして設定したり、nodeのバージョンとの組み合わせを管理するのは手間です。
そこで便利なのが、VSCodeのプラグイン「Live Sass Compiler」です。
できること(機能)
簡単に機能をまとめると下記の通りです。
- 保存後にsassをCSSに自動コンパイル
- 指定フォルダに生成
- CSSの生成フォーマット選択
- その他
インストールするだけで簡単に使えるので、「とりあえずsassが使いたい」という方におすすめです。
別のVSCodeプラグインの「Live Server」と組み合わせれば、
sassを変更→自動保存→CSS自動生成(変更)→ブラウザ自動リロード
といった流れをVSCodeのみで実現可能です。
Live Sass Compilerの使用方法下記に使い方を簡単に書いておきます。
インストール
公式サイトからVSCodeを開くか、サイドバーのアイコンからプラグイン画面を開いて検索するとインストールできます。
設定
settings.jsonをさわることで設定を変更できます。
好みがありますが、私は初期設定に下記のように追記しました。
{
"files.autoSave": "afterDelay",
"editor.fontSize": 18,
"editor.tabSize": 2,
"editor.wordWrap": "on",
"editor.fontFamily": "Ricty Diminished",
"[php]": {
},
"workbench.iconTheme": "vscode-icons",
"window.zoomLevel": -1,
"terminal.integrated.fontSize": 16,
// .map.cssの生成
"liveSassCompile.settings.generateMap": false,
"liveSassCompile.settings.formats":[
// css
{
"format": "expanded",
"extensionName": ".css",
"savePath": "~/../css/"
},
// css (minified)
{
"format": "compressed",
"extensionName": ".min.css",
"savePath": "~/../css/"
}
]
}
CSSフォルダに、通常のCSSと圧縮版の.min.cssが自動生成される設定です。
コンパイル
一番下の「Watch Sass」をクリックして、
「Watching…」になると自動でCSSが監視されるようになります。